今回は2Fトイレについてです。
注文住宅の2F建てとなれば、2Fのトイレはあって当たり前と思うのが普通だと思います。
しかし、我が家は2Fトイレをあえてなくしました。
当然ですが、2Fにもトイレはある方が便利です。便利なのは間違いないです。
でも我が家は、メリット・デメリットを精査して、2Fトイレをなくすメリットの方が大きいと思ったので、思い切ってなくしました。
なんとなく、「2Fにトイレがあるのは当たり前」と思っている方は、ぜひこの記事を読んで固定観念を取っ払ってください!
では、「なぜ我が家が2Fトイレをなくしたのか!?」を書いていきます。
2Fトイレをなくした理由
もともとは私も「2Fにもトイレがあって当たり前」と思っていました。
なので、最初は図面や見積もりを見ていてもコストカットの対象に入っていませんでした。
しかし、ファンタジスタふじもとさんに間取り相談をしたときに、2Fトイレはなくても意外と大丈夫という意見をいただきました。
また、住宅系YouTuberの方などでも2Fトイレは不要と言っている方が結構います。
なぜ2Fトイレが不要かと言うと・・・
- 注文住宅の高騰により家がコンパクトになっている
- 2Fにトイレを設けると約1畳のスペースが取られる+パイプスペースが必要になる
- トイレ本体+手洗い+配管工事が必要になりコストが高くなる
- 掃除する箇所が増える
- 将来メンテナンスが必要になる(ランニングコストがかかる)
では、それぞれ詳しく解説します。
注文住宅の高騰により家がコンパクトになっている
最近、大手ハウスメーカーはどんどん坪単価が上がっていて、普通に坪単価100万を超えてきます。
実際に我が家も契約時の坪単価100万オーバーです。(最近は土地も高騰している・・・)
契約時の記事は↓こちら。
これだけ高騰していると、私のような庶民が予算内に収めるには、坪数をコンパクトにするしかありません。
コンパクトになるのであれば、間取りを工夫して1F/2Fの両方からアクセスしやすい場所(階段付近)にすれば、そこまでトイレまでの道のりが面倒とはなりにくいです。
また、コンパクトな家でトイレを2つ設置すると、かなりスペースも取られます。
限られたスペースを有効的に活用するためにも、2Fトイレをなくし、もっと居心地のいい空間を作ることを優先してもいいと思います。
2Fにトイレを設けると約1畳のスペースが取られる+パイプスペースが必要
トイレを設置すると、トイレの1畳+パイプスペースが必要になってきます。
これをなくせば、部屋を広くする or 書斎にする or 収納にするなどの選択肢が増えます。
我が家の場合は、2Fトイレ+サブの洗面台もあり、合計で2畳+パイプスペースを取られていたので
なくしたことで、かなり多目的に使えるスペースが生まれました。
トイレ本体+手洗い+配管工事が必要になりコストが高くなる
2Fトイレをなくすと、だいたいトイレ本体や工事費で30~40万くらいコストが浮きます。
トイレに手洗いを設けたり、サブ洗面まであると50万以上のコストがかかってくる場合もあります。
2Fのトイレにそれだけの価値を見出せるならいいと思いますが、30~40万も浮くなら他の部分をこだわれたりもします。(普通に建築費を抑えるもあり)
我が家は浮いたコストで無垢床にしています。
無垢床については↓こちらで書いています。
掃除する箇所が増える
トイレ掃除が好きな人なんてあまりいないと思います。
水回りはただでさえ掃除が面倒なのに、トイレの場合は排泄する場所なので、余計に衛生的ではありません。
2Fトイレはあると便利なのは間違いないですが、面倒なことも増えます。
私はトイレ掃除が嫌いなので、できればやりたくありません!w
メンテナンスが必要になる(ランニングコストがかかる)
機械物なのでいつか故障して、修繕費がかかる可能性があります。
もし配管に穴が開いたらとんでもないことに・・・。(生きているうちに故障しない可能性もありますが、少なくとも劣化はします)
使用頻度に対して、イニシャルコスト+メンテナンスにかかるランニングコストが、つり合うのかを考えましょう。
私はこのような意見を聞いて、自分なりメリット・デメリットを精査していったところ・・・
- 2Fトイレがあったら便利なのは間違いない
- でも、そもそも今の賃貸もメゾンタイプの2F建て(77㎡)で、1Fトイレのみだけどあまり困ったことはない
- 今のプランはトイレが階段近くにあるので、1F2F両方からアクセスを比較的しやすい
- 実家もリフォーム前(高校生のとき)は5人家族で、トイレが1つだったが問題なかった
- 隣に賃貸併用で両親がいるから、最悪借りに行けばいい
このような理由で2Fトイレは思い切ってなくして、もともとトイレ+サブ洗面としていた2畳の空間は納戸とすることにしました。
もちろん金銭的に余裕があり、家も広くできるのであればトイレは2つにします。
でも、金銭的には限界があるし、広さも建ぺい率的に限界です。
であれば、コストダウン対象にして、もっとこだわりたいところに投資する方が豊かな生活を送れると思いました。
この納戸としたスペースは、住みながら収納として使うのか、妻の書斎にするのかを決める予定です。
もしかしたら予想外の用途になっているかも!?
2Fトイレが必要な人(間取り)
今までは2Fトイレが不要な理由を解説しましたが、絶対に2Fトイレが不要というわけでもありません。
私が思う2Fトイレが必要な方は、以下のような条件に当てはまる方かなと思います。
- 家のサイズが大きい(40坪以上とか)
- 家族が多い(5,6人以上だと2つあるときの恩恵は大きい気がします)
- お腹が緩い人が多い
- 階段から遠く、2Fから1Fトイレまでのアクセスが悪い
- 2F水回り(風呂洗面)にしたとき(風呂の前後にトイレを使うことが多い)
もちろんこれらの条件は私の考えなので、あくまでも一意見として参考にしてください。
トイレに限らず、家づくりをする上で
「とりあえず何となく必要そうだからつける」
は、使わなかったときにもったいないので、しっかりと精査して必要性を判断しましょう!
まとめ
我が家はこのようなメリット・デメリットを精査していって、妻と話し合った結果・・・
コストもかなり浮くし、階段付近にトイレがあって1F/2Fの両方からアクセスしやすいようになってるから、2Fトイレはなくてもいい!
という結論になりました。
我が家は約32坪ですが、本当になくても問題なかったのかは、引き渡し後にレポートします!
引き渡しは11月~12月なので、まだまだ先ですが。笑
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