前回、床材を朝日ウッドテックで決めましたが、無垢床の提案がなく無垢床を検討できませんでした。
さすがに無垢床を検討もしないのは、将来後悔すると思ったので、朝日ウッドテックの挽板・突板との比較の意味も込めてショールームに行ってきました。
今回は朝日ウッドテックと無垢床で有名なマルホンのショールームに行ってきたので、その感想になりります。
果たして、無垢床は挽板とどう違ったのか!?
ショールームで床材を体験
今回は新宿にあるショールームに行ってきました。
今回はICさんなしで、私たち夫婦のみです。
朝日ウッドテックもマルホンも新宿の同じビル同じフロアにショールームがあるので、都内の方はまとめて行くのがをおすすめです!
ショールームはこちらから予約できます。
朝日ウッドテック
まずは朝日ウッドテックからです。
とりあえず暫定的に入れていた挽板のラスティックオークを触ったり歩いたりしました。
ラスティックオークは他の樹種に比べるとサラサラしていて触り心地よく、節の感じもサンプルでは多すぎて気持ち悪いということはなかったです。
正直、挽板の踏み心地どんなもんかな?と思っていましたが
挽板も踏み心地は悪くないね!
というのが、率直な感想です。
積水ハウスにあるサンプルだと靴でしか歩けないので、直に触れることができるのはショールームの強みですね。
ラスティックオークはものによっては節が多かったりしますが、施工するときは節が一部に偏るようなことはしないように、バランスよく職人さんが配置してくれるはずとのことです。
なので、節があることへの心配は少しなくなりました。(あまり節多すぎると集合体恐怖症がね・・・)
さらにラスティックオークのあとに、ブラックチェリー、サペリ、ブラックウォルナットなどの違いも体験しましたが、暗めの床材は結構堅さが伝わってくる印象で、触った感じもサラサラというよりはツルツルしている感じでした。
個人的には常に触れるなら、サラサラしているラスティックオークの方が好みです。
次に突板ですが・・・
足を乗せた瞬間に、「かってぇ」となりました。
挽板と踏み心地がこんなに違うのか・・・というくらい違います。
突板しか知らなければ何とも思わないと思いますが、挽板のあとだとお世辞にも歩き心地がいいとは言えません。
挽板の堅めのものよりもさらに突板は堅く感じ、さらに樹種による違いも差が全然わかりません。
歩いていると下にある合板の堅さがかなり伝わってきました。
その結果・・・
2F突板は再検討だな・・
となりました。
突板と挽板でここまで踏み心地に差があるのかというくらい違うので、もし床材なんて何でもいいと思っている方は、一度体験することをおすすめします。
歩いてみて突板で十分と思って選ぶのはいいと思いますが、知らずに突板を選ぶのは将来後悔すると思います。
最後にオークの挽板と突板のサンプルをもらって、朝日ウッドテックは終了です。
↓こちらがもらったサンプルです。
挽板と突板ので貼ってある木材の厚みが全然違うのがわかります。(賃貸のシート系床材の偽物感が伝わりますね・・・)
マルホン
次にマルホンのショールームです。
まずどんな感じの床材が気になっているか?と質問されたので
1Fはナチュラル系で床暖房対応のもの
2Fは足ざわりのいい杉とかが気になっています!
そして出てきたサンプルが
1Fの床暖房対応のものが「クリ・ヨーロピアンアッシュ・タモ・チーク」、2Fが「スギ・ヒノキ」です。
また、挽板と無垢の比較として、ヒノキとヨーロピアンアッシュの床暖房対応挽板も出してもらいました。
まず床暖房の床材ですが、見た目はクリ or ヨーロピアンアッシュが好みでした。
歩いた感じは先ほどの朝日ウッドテックで歩いた挽板よりも、サラサラして少し柔らかい印象です。
次にヨーロピアンアッシュの挽板も歩いてみると
挽板の方が少し堅い気がする!
下地の合板の堅さが伝わってきてる気がする!
踏み比べないとわからない差ではありますが、確実に違いはあり無垢の方が心地よかったです。
次にスギとヒノキですが、手で触れた瞬間に・・・
2Fは予算オーバーしなければスギかヒノキで決定!
となりました。
実際に歩いてみても、明らかに他の樹種とは違います。
圧倒的にサラサラしていて、歩いたときの気持ちよさが最高です。
スギとヒノキだと、スギの方が暖かみがあるような気がして、歩いた感じはスギがいいなと思いました。
ヒノキの場合は、ヒノキの匂いと檜風呂があるように風呂にも使える水への強さがあります。
あとヒノキの匂いは虫が好まないので、虫が寄りにくいという効果もあります。
ただ歩き心地と、我が家は2Fのトイレはなくしたので、水をそこまで気にしなくてもいいと思い、スギに決定か?という感じです。(2Fのトイレをなくしたことは、まだ別の記事で書く予定です)
個人的にヒノキの匂いもそこまで好みというわけでもないので、2Fがヒノキの匂いが溢れるのも少し躊躇しました。
決して嫌いな匂いではないですが、部屋全体がヒノキの匂いになるのはちょっとなと。
そして最後にいろいろサンプルをもらって終了です。
もらったサンプルの一部がこちらです。(他にもとりあえずもらえるならと、チークやタモももらいました)
マルホンは欲しいと言えば、いくらでも?サンプルをもらえるので気になった樹種はとりあえずもらっておくことをおすすめします。
あまり多すぎると重くて
持って帰るの大変ですがw
写真でみてもわかる通り、木の表情が全然違いますね。
ヒノキは色が白っぽく木目が薄いですが、スギが木目がはっきりしています。
触り心地は似ているので、ヒノキかスギのどちらにするかは色合いや匂いの好みかなと思います。
無垢 VS 挽板・突板
では、朝日ウッドテックとマルホンのショールームで各床材を体感して、かか夫婦が出した結論は・・・
圧倒的に無垢床の勝利!!!
完全に無垢の勝ちです。
まず突板と挽板でもかなり違いを感じ、突板が選択肢から外れました。
突板の0.2mm程度の木では、歩いたときに下にある合板の堅さが伝わってきて歩き心地がよくなかったです。
いろいろな樹種を歩きましたが、突板のあとに挽板を歩くと堅めの樹種でも柔らかく感じました。
そして、無垢と挽板ですが、基本的には無垢床を入れる方針で決定です。
1Fについてはクリかヨーロピアンアッシュの床暖房対応の無垢を予算に合わせて検討して、予算がどうしても合わない場合は朝日ウッドテックのラスティックオークのままでいきます。
2Fについてはスギの大勝利です。
スギで確定です。
2Fはコストを抑えがちですが、もっとも裸足でいることが多いのは寝室がある2Fです。
床暖房もつけないので、選択肢が無数にあります。
そのため、2Fの床材こそこだわるべきです。
スギは無垢の中では比較的安価な樹種でもあるので、コストを抑えつつ無垢にすることが可能です。
また、無垢床を入れることで玄関框を無くしたり、余った無垢材でDIYすることができるので、コストアップも工夫次第で抑えることができます。
※無垢材は余分に少し余分に発注するので、資材が余ることが多いらしく、現場監督に余りを残しておいてと言えば残してくれるようです。
その他にもいろいろ工夫できることがあるので、詳しくはファンタジスタふじもとさんのブログを見てみてください。
まとめ
今回のショールームでの体験を通して無垢床のすばらしさがとてもわかりました。
もちろん無垢床には年一でオイルがけが必要だったり、メンテナンス性の面でのデメリット面もあったりします。
でも、それ以上に触れたときの気持ち良さがあります。
もし少しでも無垢床を考えている方は絶対にショールームに行きましょう。
床材は家の中で常に目に入り、常に触れているものになります。
基本的に靴下やスリッパを履いて生活している方は無垢床である必要はないかもしれませんが、裸足で生活している方は実際に触れて確かめてみるべきです。
特に都内の方は朝日ウッドテックとマルホンが同じビルの同じフロアにショールームがあるので、一日で回るのがおすすめです。
次は採用した床材についてです。
次回!採用する床材が決定?新たなる刺客「モリアン」とは!?
デュエルスタンバイ♪
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