皆さんМリーグをご存知でしょうか?
私は今までМリーグ記事をいくつか書いていますが、よくよく考えたら
Мリーグ、よくわかりませんでした。
って人も多いのでは?と思ったので
今回はМリーグについての解説をしていきます。
Mリーグを放送しているABEMAについては、こちらの記事で解説しています。
Мリーグとは?
競技麻雀のチーム対抗戦のプロリーグで、麻雀のプロスポーツ化を目的に2018年7月に発足しました。
サイバーエージェントの社長である、藤田晋が一般社団法人Mリーグ機構の初代チェアマンとして就任しています。
対局はABEMA(旧AbemaTV)において全対局の動画配信されます。(近々ABEMAの解説記事も出します)
選手の最低年俸は400万円で、優勝賞金は5000万円、準優勝2000万円、3位1000万円となっています。
個人成績は総合スコア(MVP)、1試合での最多獲得スコア、ラス回避率の各トップの選手が表彰されます。
また、麻雀は賭博のイメージが強いですが、Мリーグ所属選手には賭博行為への関与を禁じており、賭博への関与が確認された場合には、即解雇などの厳罰があります。
Мリーグに参加しているプロ団体は?
麻雀プロの団体は現在複数あり、その中でも主要5団体である以下の団体に所属しているプロが、ドラフトに指名される権利を持っています。
- 日本プロ麻雀連盟
- 最高位戦日本プロ麻雀協会
- 日本プロ麻雀協会
- RMU
- 麻将連合-μ-
参加チーム・所属選手について(2021年度シーズン)
現在Мリーグに参加しているチーム・各チームの2021年度シーズンの所属選手について紹介します。
また、個人的な各チームの麻雀の印象についても書いていきます。
赤坂ドリブンズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズによるチーム。
各々が最善の手をつくすことが一番結果に結びつくという思考のイメージ。
必要であれば、見逃しや差し込みも平気でやるチーム。
- 園田賢:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 村上淳:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 鈴木たろう:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 丸山奏子:最高位戦日本プロ麻雀協会
EX風林火山
株式会社テレビ朝日によるチーム。
雀風は攻守のどちらかに特化というよりは、バランス型で大崩れしない麻雀。
- 二階堂亜樹:日本プロ麻雀連盟
- 勝又健志:日本プロ麻雀連盟
- 松ヶ瀬隆弥:RMU
- 二階堂瑠美:日本プロ麻雀連盟
KADOKAWAサクラナイツ
株式会社KADOKAWAによるチーム。
雀風はチーム全体で見ると立直を主体としている王道の麻雀。(唯一堀プロは何でもイメージ)
- 内川幸太郎:日本プロ麻雀連盟
- 岡田紗佳:日本プロ麻雀連盟
- 沢崎誠:日本プロ麻雀連盟
- 堀慎吾:日本プロ麻雀協会
KONAMI麻雀格闘倶楽部
株式会社コナミアミューズメントによるチーム。
圧倒的な攻撃力でポイントを積み重ねていく麻雀。
滝沢プロの入団でチームカラーは変わるのか?
- 佐々木寿人:日本プロ麻雀連盟
- 高宮まり:日本プロ麻雀連盟
- 伊達朱里紗:日本プロ麻雀連盟
- 滝沢和典:日本プロ麻雀連盟
渋谷ABEMAS
株式会社サイバーエージェントによるチーム。唯一、チーム全員の所属団体が別。
Мリーグの運営元ということもあり、Мリーグの主人公のような存在(と多井プロが言っていた気がする)。
麻雀は全体的にはバランス型で、どちらかというと守備よりのイメージ。
白鳥プロは何でもやるけど、他3人は面前で立直が主体の麻雀のイメージ。
- 多井隆晴:RMU
- 白鳥翔:日本プロ麻雀連盟
- 松本吉弘:日本プロ麻雀協会
- 日向藍子:最高位戦プロ麻雀協会
セガサミーフェニックス
エンタテイメント企業グループ「セガサミーグループ」によるチーム。
チームとして、「こういう麻雀を打つ」というイメージはない。
近藤プロは打点を追い、魚谷プロは鳴きを駆使(昔よりは面前が増えた)、茅森プロは天才。
- 魚谷侑未:日本プロ麻雀連盟
- 近藤誠一:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 茅森早香:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 東城りお:日本プロ麻雀連盟
TEAM RAIDEN / 雷電
株式会社電通によるチーム。
面前主体の麻雀で手役をできるだけ追う麻雀。
- 萩原聖人:日本プロ麻雀連盟
- 瀬戸熊直樹:日本プロ麻雀連盟
- 黒沢咲:日本プロ麻雀連盟
- 本田朋広:日本プロ麻雀連盟
U-NEXT Pirates
株式会社U-NEXTによるチーム。
最もデジタルな考えで麻雀を打つチームで、鳴きが一番多い(はず)チーム。
- 小林剛:麻将連合-μ-
- 朝倉康心:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 石橋伸洋:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 瑞原明奈:最高位戦日本プロ麻雀協会
Мリーグオフィシャルサポーター
МリーグにはJリーグのようにサポーターというファンクラブのようなものがあります。
入会すると入会特典グッズのプレゼント、パブリックビューイングチケットの先行販売、メルマガ配信、マイページでの公式ユニフォームの購入などができます。
入会には年会費が1チームにつき6500円(税別)かかります。(複数チーム入会可能)
私は入会するか悩みましたが、特にここを応援したい!というチームがなかったのでオフィシャルサポーターにはなっていません。
本当は入会したいですが、初年度の開幕前に1チームに絞ることができず、かと言って複数チーム入会するほどの余裕もなく・・・。
結局、Мリーグが開幕して応援したいチームが明確になったら入会しよう!と思っていたら、1つのチームを応援ではなくМリーグ箱推しみたいになりました。
そもそも麻雀界が好きで、各チームに好きな選手が散らばっているので、1つのチームに絞れるわけありませんでした・・・。
おわりに
Мリーグについて少しは知ることができましたでしょうか?
最近は「見る雀」という麻雀を打ちはしないけど、対局は見るという方も増えています。
ですので、麻雀を少しでもかじったことある・興味があるという方は、一度Мリーグを見てみてはいかがでしょうか。
私の妻は麻雀はほとんどわかりませんが、私の解説を聞きながら一緒に見ています。
特に渋川プロの解説と日吉プロの実況を夫婦で楽しんでいます。
他にも白鳥プロと岡田プロの熱愛と破局の話題だったり、選手の麻雀以外の面でも楽しんでいます。
ということで、皆さんもぜひ麻雀界の発展のためにもМリーグを見ましょう!
おわり!
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