イヤホンを買うときってどのような選び方をしますか?
おそらくオーディオにこだわりがない人は、家電量販店でこのようになるのではないでしょうか?
知らないメーカーばかりで
どうやって選べばいいのかわららない・・・
とりあえずソニーかオーディオテクニカを選んでおけば大丈夫かな?
イヤホンのメーカーは本当に数が多く、家電量販店で試聴もできますが、一つ一つ試聴なんてしていたら日が暮れます。
そんなときに、「とりあえず困ったら、これを買えば間違いなし!」というイヤホンがあります。
その名も「SHURE SE215 Special Edition」です。
困ったら、これを買えば失敗はしないと自信を持って言えるイヤホンです。
販売から9年ほど経っていますが、今もなお売れ続けているSHUREのロングセラー商品になります。
また、Amazonでの評価も2000件以上で星4.4となっているので、とても評価が高いイヤホンとなっています。
特にこだわりがないけど、ちょっといいイヤホン欲しいな!という方は、すぐポチってしまいましょう!
また、ワイヤレスイヤホンも気になるという方は、ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンのレビュー記事もありますので、併せてご覧ください。
SHUREとは?
SHUREとは、マイクやイヤホンなどの音響機器を製造を行っているアメリカの企業です。
もともとはメディアのインタビューや記者会見用のマイク、ライブで使用する歌手が使用するイヤモニを開発していました。
しかし、オーディオプレイヤーの普及により、一般ユーザー向けのイヤホンも出すようになりました。
オーディオが好きな人の中では、最もと言っていいくらいには有名なイヤホンメーカーになります。
また、街中を歩いていると耳の裏にイヤホンのケーブルを掛けている人見かけますよね?
あの耳に掛ける付け方は「SHURE掛け」と呼ばれています。
これはSHUREのイヤホンが、この付け方を最初に世の中に普及させたことから、「SHURE掛け」と呼ばれるようになりました。
SE215(AONIC215) SPEのスペックと内容物
スペック
こちらがSE215 SPEのスペックになります。
接続タイプ | 有線 |
タイプ | カナル型 |
駆動方式 | ダイナミック方式 |
インピーダンス | 20Ω |
再生周波数帯域 | 21Hz~17.5kHz |
リケーブル | 〇 |
色 | ブルー |
金額 | 12000~13000円 |
※SE215にはSpecial Editionと通常のモデルがありますが、基本的なスペックはほぼ同じです。
付属品
こちらがSE215 SPEの付属品です。
箱、説明書、イヤホン本体、イヤホンケース、イヤーピースが入っています。
イヤホンケースがあると持ち運びしやく、カバンの中でケーブルが絡まることもないのでいいですね。
また、付属のイヤーピースがコンプライ(スポンジのようなイヤーピース)というのもありがたいです。
SHURE SE215の使用感
私が1年以上使用して感じたことを簡単にまとめていきます。
音質
1万円くらいの価格帯では、圧倒的に音質はいいです。
音質はどこかに特化しているというよりは、バランスよく高音・低音を奏で聴きやすい音という印象で、原音を忠実鳴らしているという感覚です。
安いイヤホンは低音が弱く、高音がシャカシャカして、「なんか音が軽いな」となることがあります。
しかし、SE215ではそのようなことはなく、高音のキラキラ感、低音の重厚感をしっかりと感じられます。
また、音の解像度や空間的な表現力も高く、ライブのように全方位から音が聞こえます。
装着感
SHURE掛けにより耳にフィットするので、耳から外れる心配はありません。
装着には少し慣れが必要なので、慣れるまでは装着に時間がかかるかもしれません。
遮音性
遮音性はかなり高いです。
普通につけているだけで、外からの音はほとんど遮断されます。
ここまで遮音性が高ければノイズキャンセリングは必要ありません。
このイヤホンをつけていれば、周りの音はある程度シャットアウトされるため音楽に集中できます。
SHURE SE215は何色がおすすめ?
SE215には以下の4種類の色があります。
- ブラック(クリアブラック)
- クリア
- トランススルーセントブルー(クリアブルー)
- ホワイト
私はトランススルーブルーとホワイトを持っていますが、個人的にホワイトは微妙かなという感じです。
実際のブルーとホワイトはこちらになります。
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、ホワイトは少しプラスチックが安っぽいです。
公式サイトではいい感じに光沢があるので、かっこよく見えますが、私はあまり好みのホワイトではありませんでした。
ブラック、クリア、ブルーはスケルトンになっているのは、私好みでとてもオシャレでカッコイイと思うので、SE215を購入するのであればホワイト以外の色がおすすめです!
可能であれば、店舗で実物を見たり、他のブロガーさんの記事で色の確認をした方がいいと思います。
SHURE SE215のデメリット・メリット
私の使用感や、Amazonのレビューなどの口コミからデメリットとメリットについて解説します。
デメリット
安くはない
少なくとも1万円はするので、今まで安いイヤホンしか使ってなかった人にとっては、「イヤホンに1万円かあ・・・」となるかもしれません。
これについては、1度使ってみれば1万円以上の価値を感じられると思うので、まずは1度試聴して1万円の価値があるか自分の耳で確かめてみてはいかがでしょうか?
SHURE掛けが慣れるまで違和感がある
人によっては慣れるまでは、SHURE掛けが使いにくいかもしれません。
しかし、SHURE掛けだからこそ耳へのフィット感があるので、慣れたら苦ではないないと思います。
むしろ慣れてきたら耳へフィットしているので、耳からイヤホンが抜けるような心配もなくなります。
また、ケーブルに何かが触れたときの雑音(タッチノイズ)も軽減されるので、耳障りな音が入りにくくなります。
バランスがいいが特徴もあまりない
良くも悪くもバランスよくどの音も鳴らしてくれます。
私は低音が強くどっしりした音が好きなので、少し軽く感じます。
しかし、イコライザで自分好みに音にある程度は調整することで対策が可能なので、そこまでデメリットには感じていません。
メリット
音質がいい
1万円前後のイヤホンでは圧倒的です。
特に強い癖もなく、高音・低音のバランスが取れているので、この音質は好きじゃないという人はいないのではないでしょうか。
また、通常のSE215とSE215 SPEではSE215 SPEの方が少し低音が強めになっています。
そのため、バランスのいい音が好みであれば通常のSE215、低音の迫力がある音が好みの方はSE215 SPEがおすすめです。
遮音性が高い
ミュージシャンがライブなどで使用するイヤモニとして製作されていることもあり、周りがうるさくても演奏が聞こえるようになっています。
そのため、このイヤホンを装着するだけで外の音はある程度遮断できます。
最近ではノイズキャンセリングのイヤホンも多いですが、ノイズキャンセリングが雑音と反対の音を出すことで雑音を打ち消すという仕組みです。
人間には聞こえない周波数にはなっていますが、私はノイズキャンセリングを使うと耳が疲れるのであまり使用していません。
こちらは個人差もありますが、イヤホン単体での遮音性が高い方が耳への負担は少ないと思います。
リケーブル可能
イヤホンを買い替える一番の理由はケーブルの断線だと思います。
そのため、断線してもケーブルだけ変えればいいので、イヤホンを何回も買い替えることは減ります。
また、SHUREのケーブルはイヤホンとの接続部分?にカバーのようなものが巻かれているので、雑に扱わない限り断線することもないと思います。(断線するとしたらイヤホンジャックのところだと思います)
マイク付きモデルがあるのでテレワークにも最適
コロナの影響でテレワークが増え、自宅で打ち合わせをする機会も多いと思います。
もともとSHUREはマイクも製造しているということもあり、マイクの性能もいいです。
そのため安いイヤホンで相手の声が聞き取りにくい、自分の声が相手に通らないといった経験がある方はマイク付きのモデルがおすすめです。
ワイヤレスモデルもある
少し金額は上がってしまいますが、ワイヤレスモデルもあります。
ワイヤレスイヤホンに慣れてケーブルの煩わしいという方は、ワイヤレスモデルもあります。
ワイヤレスイヤホンになれてしまったので、ワイヤレスがいいという方におすすめです。
まとめ:SE215はエントリーモデルとして最適なイヤホン
本記事ではSHURE SE215について紹介しました。
SHURE SE215はこんな人におすすめです。
- あまりコストをかけずに高音質なイヤホンが欲しい
- イヤホン(オーディオ)に興味があるが、いきなり高価格帯を買うのは不安
- 断線が原因でイヤホンを買い替えることが多い
- 在宅勤務の会議やゲームもイヤホンマイクとして使いたい
このイヤホンは本当にすばらしく、この価格でこの音の演出をしてくれるの!?と日々思います。
私の妻もSE215を貸したら気に入り、もともと持っていたゼンハイザーのCX 300Sを差し置いて、SE215を使用しています。
最近外ではワイヤレスイヤホンをしている人が主流になりつつありますが、音を楽しむという点においては無線は有線には敵いません。
有線のイヤホン・ヘッドホンで音楽を楽しむと
「こんな音があったんだ!」
「ライブみたいな臨場感がある!」
といったことに気づくことも増えます。
今後イヤホンを購入時、何を選べばわからないとなった際にはぜひ「SHURE SE215」を購入してみてください!
また、ソニーのサウンドバーについてもレビューしている、興味のある方はこちらも読んでいただけたらと思います。
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