注文住宅を検討するに当たり、私はとりあえず住宅について調べていました。
しかし、土地については何も調べていませんでした。
建ぺい率という言葉くらいは知っていましたが、実家の土地が100坪くらいあるので
「こんだけ土地あれば3世帯分(両親、私たち夫婦、弟夫婦とその子供たち)の家くらい余裕でしょ」と安易な考えでいました。
しかい現実はそう甘くありませんでした・・・。
建ぺい率について
まず建ぺい率についてです。
簡単に言うと建ぺい率というのは
その土地の何%の面積までなら家を建ててもいいよ!というものです。
私の実家の場合は100坪で建ぺい率40%だったので
40坪までの面積の家が建てられるということになります。
このように大きな土地があっても、建てられる家の広さには限界があります。
建ぺい率は地域によって違いますが、住民が暮らしやすいようにするために定めているそうです。
なので、住宅が密集しているような地域は厳しくなるんですかね?
ギリギリまで建ててしまうと、日当たりだったりプライバシーの問題が出てきそうなので。
あと火事とかで燃え移らないようにとかもあるのかもしれないですね。
もしこの辺の土地買おうかな思っているのであれば、その土地の建ぺい率は調べましょう。
容積率について
容積率は延床面積が土地に対して何%まで建てていいよ!というものです。
なので、100坪の場合はトータルで80坪までの面積はOKということになります。
私の実家は建ぺい率40%になるので、最大で1階40坪、2階40坪となります。
このように地域によって、どのくらいの広さの家が建てられるか決まっているので
土地を購入する際は、購入したい地域の建ぺい率や容積率も調べてから購入しないとですね。
まあ土地から購入する場合は、ちゃんと調べたり、不動産屋が教えてくれるとは思いますが。
用途地域について
さらに土地にはこういうものを建てていいですよ、と言った決まりもあります。
(用途地域で調べるといろんな人が解説しているので、ここでは割愛します)
私の場合は第一種低層住居専用地域でした。
第一種低層住居専用地域は低層住宅のための地域となっており
一戸建て、賃貸住宅、マンションなどが建てられる地域となっています。
たしかに実家近くに3階建ての住宅はないなーと思っていましたが、これが原因だったんですね。
そして高さ制限を見ると12mで、さらに斜線制限というのもあるみたいなので
3階建てを建てようとしても、住宅の形がかなり制限されるようです。
私の対応
このような様々な制限があったため、土地を2世帯+単世帯の住宅を建てるという計画になりました。
今は2世帯を60坪、単世帯を40坪で分割して建てる計画です。
父が大工でこの辺は詳しいので、いろいろ制限あるからとは聞いていましたが、こんなにあるとは・・・。
聞いてみたところ、この土地は結構建ぺい率、容積率は厳しめだそうです。
ヘーベルハウスに最初に行ったときに、営業の方にこの辺の話しをいろいろ教えてもらいました。
あのときにこの話題が出てなかったら、いまだにできないことをいろいろ計画していたかもしれない・・・。
まとめ
- 注文住宅を検討する際は土地の勉強も必要
- 建ぺい率、容積率、用途地域によって建てられる家に制限が出る
家を建てるときって、ほんといろいろな勉強が必要ですね。
何でもプロに任せるのも1つの手だとは思いますが、あとから後悔しそうです。
あとから「あーすればよかった、こーすればよかった」というのをよく聞くので、ちゃんと勉強しないとです。
勉強すれば、営業や設計士の方たちとも、濃い話しができるので、いい家づくりができそうですし。
ということで、土地を既に持っている人もちゃんと土地の勉強はしましょう。
コメント