先日のMVP、ラス回避に続き、今回は半荘最高スコアのタイトルを誰が取得するのかついて予想します。
MVP予想とラス回避の予想はこちら。
歴代の半荘最高スコア受賞者
過去の受賞者は以下の通り。
年度 | 選手 | チーム | 成績 |
※2018年 | 佐々木寿人 | 麻雀格闘倶楽部 | 81700 |
2019年 | 魚谷侑未 | フェニックス | 94400 |
2020年 | 佐々木寿人 | 麻雀格闘倶楽部 | 94000 |
※初年度は平均打点がタイトルにあり、2年目以降は平均打点が廃止され半荘最高スコアがタイトルに変更されている。(初年度の平均打点は茅森プロが受賞)
半荘最高スコアは佐々木プロが2年取っています。
寿人まじ魔王!
やはり攻めの麻雀をするので、稼ぐときはめちゃくちゃポイントを稼ぎます。
過去に団体対抗戦の放送対局で地和出したり、RTDでオーラスの親で数万点稼いだり
爆発したときの得点力はやばいです。
団体対抗戦の地和はリアルタイムで見ていましたが、めちゃくちゃ叫びましたw
過去の3年間の通算成績
こちらが3年間のレギュラーシーズンのみの個人成績になります。
半荘最高スコアを過去の成績から予想するのは難しいですが、上記データから分析するのであればトップ率でしょうか。
トップを多く取れているということは、その分ポイントを稼いでいることになるので。
本当は和了率、平均打点、放銃率などの様々なデータを含めて分析したいですが、それだとかなり難しくなってしまうので、今回はトップ率のみで考えてみます。
半荘最高スコアはMVPやラス回避に比べて、色んな要素が絡むし、1半荘だとそもそも運要素の方が多いので予想が難しすぎる・・。
ということで、トップ率30%越えの選手を以下に抜粋します。
- 内川 幸太郎:35.71%
- 白鳥 翔:33.80%
- 佐々木 寿人:33.33%
- 多井 隆晴:32.91%
- 近藤 誠一:32.35
- 堀 慎吾:32.14
- 黒沢 咲:30.86
まず同じ実力なら全着順が25%になる競技で、30%超えてる人多すぎじゃね!?というのが率直な感想です。
個人的に以外だったのが、白鳥プロの33.80%。
白鳥プロって仕掛けて着順操作していくのが上手いイメージで、2着3着が多いのかなと思ってましたが、Мリーグの成績はトップラスが多くなっています。
全体的に見ると、攻撃よりというよりは、攻守のバランスがしっかりしているメンツが揃っている印象です。
佐々木プロは攻めダルマや魔王と呼ばれたりもしますが、実は守備力が高いですし、
黒沢プロはセレブ打法という徹底した高打点作りで、見合う手にならないときは硬い守備を見せます。
他にも多井プロは圧倒的な読みの精度で、放銃が少なく、リーチの精度も高いです。
トータルポイントの下位に沈んでいる選手は、なんとなく攻守のバランスが崩れてるように見受けられます。
トップ率から分析できるとしたらこのくらいですかね。
半荘最高スコアの予想
では、上記の分析にすらなっていない、分析+私の過去のМリーグ、他の対局の情報などを加味して予想します!!!
私の予想はこちらです!
本命:堀 慎吾
対抗:鈴木 たろう
大穴:高宮 まり
では、それぞれ理由について解説です。
本命:堀 慎吾
堀プロは昨年度のМリーグが始まるまでは、名前を知っているくらいで、他は雀王を取っているくらいの認識でした。
実際にМリーグが始まると、押し引きや打牌選択に驚かされました。
記憶が少し曖昧ですが、印象的だったのが、シャンポンか両面の選択です。
確か筒子の5か6が絡んでいて、シャンポンか両面の選択の場面だったのですが
両面にすると佐々木プロ?への放銃という場面がありました。
私の実力なら確実に両面で立直して、放銃しています。
プロの技術というのはすごいなと純粋に驚いたシーンです。
また、昨年度からでデータは少ないですが、平均着順と連対率はトップですし
昨シーズンでは佐々木プロが抜くまでは半荘最高スコアでトップにいました。
以上のことから、堀プロが半荘最高スコアを取る可能性は結構高いのかなと思います。
対抗:鈴木 たろう
ゼウスの選択と呼び声もありますが、勝つためなら差し込みでも見逃しでも何でもする選手です。
今まで鈴木プロの麻雀は何度も見てきましたが、「そこから仕掛けるの!?」というようなことも平気でやります。
着順意識というよりはトップを取ることに重きを置くスタイルで、読みの精度が高いのでかなり攻めます。
実際に過去の対局でも、「まだ降りないの!?」と素人目ですが思うことが多々あります。
当たり牌にある程度の目星をつけているからだとは思いますが、あの攻めっぷりは私には無理です。
よくインタビューでも「降りるのは損」とも言っているくらいです。
そのため、攻めが噛み合えば、半荘最高スコアのトップは全然あると思います。
大穴:高宮 まり
守備力に不安はありますが、手が入ったときはとにかく攻めます。
ポイントをある程度まとめる選手は、安全にトップを取るためにヤミテンが多くなりますが
高宮プロはポイントがあっても、果敢に攻めていきます。
1半荘のみであれば、手が入り、めくりあいに勝ち続けるようなことがあれば可能性はあるのかなと。
おわりに
これでMVP、ラス回避、半荘最高スコアの3つのタイトルの予想が終わりました。
まだ他のものを読んでいない方は、ぜひ他の予想も読んでください。
ここからは蛇足になりますが、半荘最高スコアってタイトルに必要でしょうか?
半荘最高スコアって、野球で例えるなら1試合の最高打点になると思うのですが、それをタイトルにするのは個人的に???です。
半荘最高スコアは運要素が大きいですし。
私はトップ率や連対率の方が、チームへの貢献度として分かりやすいのでは?と思います。
まだМリーグは発展途上なので、初年度の平均打点がタイトルから廃止されたように、今後も変わっていくのでしょうか。
蛇足はこの辺で終わりにして・・・開幕まであと10日を切りましたね!!!
こちらの記事で順位予想もしていますので、併せてご覧ください!
今後も何か記事になりそうなことがあれば、Мリーグ記事を書いていくのでお楽しみに!おわり!!!
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