いよいよМリーグ 2021 レギュラーシーズンが最終盤に差し掛り、各チーム残り試合数が1桁となりました。
実況・解説もセミファイナルのボーダーを意識した内容になりつつあります。(逆に雷電のポイントは触れられなくなりましたね・・・)
本記事では2月の成績の振り返りと各チームのポイント状況から、セミファイナル争いについて書いています。
過去の振り返り記事を本記事下部に載せておきますので、併せてご覧ください。
また、Mリーグ公式ガイドブックが絶賛発売中です。
これを読めばMリーグのことだけでなく、各選手や実況・解説、まつかよについても知ることができるので、Mリーグファンの方は絶対に手に入れましょう!
チーム成績
こちらが開幕5ヶ月(2月)終了時点のチーム成績です。
なんとまさかまさかの大混戦です。
毎年セミファイナルボーダーは-100pt前後でしたが、今シーズンは+100~200ptがボーダーとなっています。(この原因は雷電がポイントをばらまいているからですね・・・)
また、上位争いも大きなポイント差はなく、トップラスを決めれば1位~6位までは順位がどうなるかわからない状況です。
セミファイナル進出争いだけでなく、順位争いも要注目ですね!
残り試合と現在のポイントを考慮すると、セミファイナルのポイント持ち越しもほとんど関係なさそうなので、ファイナル争いも激戦になりそうです。
雷電は・・・。
ここまでポイントが減るとなると、不調というより他の原因(雀力やMリーグルールへの対応)がある気がします。
ちなみに以下記事でレギュラーシーズンの順位予想もしていますので、併せてご覧ください!
個人成績
2022/2/28終了時点の個人成績は以下になります。
個人的に気になった方選手についてコメントします。
佐々木寿人
絶不調だった佐々木選手が2/22の試合でようやくトップを取れました!
ここ数ヶ月ことごとく和了りが遠く、立直は空振り、放銃しなくてもじりじりと点棒が減っていく苦しい試合が続いていました。
2/22の試合でもオーラスのトップ目の親で立直と仕掛けに迫られ、放銃が絶対にできない場面でしたが、なんとか凌いでのトップでした。
その局の最後の手番では128秒の大長考をするという、普段スパスパ牌を切る佐々木選手からは考えられない場面でした。
昨年度MVPから一転、今シーズン中盤からは苦しい試合が続いていたからこそ生まれた光景なのではないでしょうか?
↓こちらに大長考の動画があるので、ぜひ見てください!長考がここまで絵になるのは佐々木選手ならではです!
また、Мリーグとは関係ないですが、自団体の日本プロ麻雀連盟の鳳凰戦で見事に連覇も成し遂げています。
鳳凰位決定戦はリアルタイムで見ることができていませんが、成績だけ見ると佐々木選手の圧勝です。
佐々木選手の攻めの麻雀はМリーグルールの方が合っていそうなイメージですが、連盟の一発裏槓ドラなしルールでもこれだけ成績が残せるのは純粋にすごいですね。
ここ数年、攻めだけでなくオリが丁寧になった印象がありますが、その成果がしっかり出ているということだと思います。
個人的に佐々木選手は一番応援している選手なので、鳳凰位3連覇を目指して頑張って欲しいです!
多井 隆晴
安定感の鬼ですね。
シーズン序盤でマイナスすることはあれど、しっかりと終盤にはプラスしています。
Mリーガーで唯一、Мリーグ通算のスコアが1000ptを超えています。
今シーズンは4着回避率(ラス回避率)も0.9565で、ラスったのはたったの1回です。
現時点で23試合に出ていて、トッププロがひしめくМリーグでラスがたったの1回は驚異的です。
もう現役最強雀士は多井選手で決定でいいのでは?と思ってしまいます。
ポケモンの新作レジェンズアルセウスの配信だったり、他にもYouTubeでいろいろな配信をしているのになぜこんなにも強いのだろうって感じです。
瑞原 明奈
相変わらず驚異的な連帯率ですね。
平均着順が2を切るのは、上振れていたとしてもなかなかできることではありません。
天鳳で高段位ということもあり、ラス回避や着順を意識した打ち方がかみ合っているのかなと思います。
これだけポイントを積み重ねると先日出版した戦術本の売れ行きもいい影響を与えそうですね!
私も購入するか悩んでいます。
最近の忙しくて麻雀をやる暇も戦術本を読む時間もとれない・・・。
個人タイトル
シーズン終盤になり、そろそろチーム成績だけでなく個人成績にも注目が集まります。
各タイトルも獲れる選手が絞られてきたので、プロ野球のシーズン終盤のようにタイトル獲得に合わせた起用もあるかもしれません。
以下の記事でMVP、ラス回避、半荘最高スコアの各タイトル予想をしていますので、ぜひご覧ください!
果たして私の予想は当たっているのか!?
セミファイナル争いはどうなる?
想像以上の大混戦となっている今シーズンですが、今後各チームがどのような戦い方をするのか予想していきます。
まず現状で7位に位置しているドリブンズは5位6位の麻雀格闘倶楽部とサクラナイツのマークは必須ですね。
トップラスが理想ですが、トップラスが無理な場合はでもトップ3着くらいにしないと、残り試合の関係で厳しいです。
現状ポイントが400ptくらい離れているので、直接対決でトップラスを4回決めて300pt前後を縮めるか、残り全部トップを取るくらいじゃないと難しいポイントですね。
逆に麻雀格闘倶楽部とサクラナイツは、ラスを避けることさえできればセミファイナルは行けるポイントなので、ラス回避を徹底した麻雀をする方がいいと思います。
過去の振り返りまとめ
開幕1週間の振り返り
開幕1ヶ月の振り返り
開幕2ヶ月の振り返り
開幕3ヶ月の振り返り
開幕4ヶ月の振り返り
おわりに
以上が開幕5ヶ月の振り返りになります。
さすがにそろそろ1チームくらいは500ptを超えて突き抜けるだろうと思っていましたが、想像以上に混戦となった月でした。
レギュラーシーズンのポイントの半分はセミファイナルに持ち越しとなりますが、ここまでポイントが詰まっていると、持ち越したポイントでの有利不利はあまりなさそうです。
現状では首位の風林火山が約160pt、ボーダーのサクラナイツも約80ptを持ち越すことになります。
トップラスで100ptは動くルールなので、ほとんど差はないと言ってもいいくらいですね。
次は各チーム残り8試合(もしくは6試合)しか残っていませんが、3月の振り返りです。
3月の振り返りでは、セミファイナルを通過するチームを予想します!
レギュラーシーズンの順位はどうなるのか?
セミファイナルに行くのはどのチームか?
引き続き目が離せない戦いが続きます!
今までのおさらいとして、ABEMAプレミアムなら過去のMリーグ全てを見ることができるので復習しておきましょう!
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